可読性をさげてまでコード量を少なくしたかった先達の気持ちになる。「C実践プログラミング」やりおえた。
シルバーウィーク全部使っておわらしたるぜ!と意気込んでいたが見事にはみだした。
まぁ無職だから関係ないんですけどね。
- 作者: Steve Oualline,望月康司(監訳),谷口功
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 1998/06/15
- メディア: 大型本
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いろいろな処理を自分で書くということ
本に出てきていないライブラリ、関数類は使わないしばりで勉強していたので、「こんなことでこんだけ書くの……」みたいなコードを多く書いた。
本文中に「関数はなるべく短く。そう、たとえば2ページ以内ね」という記述があって面食らう。しかし、これだけ書くことがあって、さらにわかりやすいコードにしようとするとそれぐらいの見積りになるのかなとふんわりと思った。
コーディング作法
「関数を短く」もそうなんだけど、著者先生は「わかりやすく書くんだ」「コメントを書くんだ」「略語を使うんじゃあない」など、正統なコーディング作法を叩き込んでくれる。
またモジュール作成においてはヘッダファイルによる必要最小限のインターフェース公開など、the 作法という感じだった。
そしてショートコーディングをひどく憎んでいて、特にポインタの記法に関しては何度も苦言をていしていた。
ポインタ
やってる途中でポインタの話題がタイムラインに流れていた。
ポインタより人間がややこしいので人間が滅びよという感想は変わってないんだけど、ポインタのポインタなんてつかわんだろと思っていたところ、「文字列の配列」てだけですでにポインタポインタが出てくるのでポインタリーディングに励みましょうという感じです。
昔よりコンパイラがかなりよしなにしてくれているので楽
なはず。
CLion
どうしてもコードフォーマッティングと補完が欲しかったので、CLionを使いました。
コンパイルと起動まわりは、gulpで雑にまわしてたのでエディタとしての機能しか使ってないんだけど、補完便利かつ早い。
このままCいじりつづける、もしくはC++も触ってみるなら買うかも(30日無料です。)。
Cが読めるとコードがそのまま読めるものが多くなってよい
名著とか、アルゴリズムの本を読もうとするとCで記述されていることが結構ある。
もちろんそれを頭の中で知ってるコードになおすことは不可能ではないんだけど、そのままよめれば非常に楽なので、その点において、きっとCをちょっとだけ書けるようになったこと以上に価値があると思っている。