最低限知っておいた方がいい知識。「はじめてUNIXで仕事をする人が読む本」読んだ。
あくまで最低限なので、これだけ知っていれば大丈夫ということもないし、これを知らないと就職できないというわけではない。
- 作者: 木本雅彦,松山直道,稲島大輔
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: Kindle版
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知識のでこぼこをそっと埋める
あとがきに書いてあるんだが、これは著者先生たちの創夢という会社における新人研修のテキストがもとになっている。
あとがきでは、まるでUNIXへの造詣がないような人間は入ってこないだろうし、基礎以前の話は省いたとも書いてある。
一方でそのように学生時分からさわっているような人間は、逆にすっぽり抜けおちてる部分がある場合があるので、そういう人たちにも助けになるだろう的なことが書いてある。
俺の場合は仕事の必要に応じて自分勝手にやってきたのが殆どなので、確かに知っている情報は多かったが、TCP/IPの歴史やちょっとしたユーザー権限の話など、そうだったのかみたいな部分もまた多かった。
ので読んでよかったと思う。
LPICの無料配布PDFを高速で読んで、この本でUNIX常識みたいな豆知識を含めた情報をさらった上で、さらに勉強をすすめるのがいいと思う。