長寿作品を最初から見るとめちゃくちゃおもしろくない時がある

長寿作品を最初から見るとめちゃくちゃおもしろくない時がある

具体的に言うと、ろくでなしブルース(少年ジャンプ)とかボーンズ(アメリカの検死捜査ドラマ)です。

ろくでなしブルース1-4巻は(作者が後述しているとおり)普通の漫画で、むしろ退屈なんです。

でも5巻の小平次や島袋が出てくるあたりでめちゃくちゃ面白くなります。キャラの振る舞い方がピタッとはまるというか、とにかくおもしろい。

ボーンズも最初は天才を適当に揃えてきゃいきゃいやってる感じで、まぁわりとおもしろくない。

ところが第4話ぐらいからいきなりおもしろくなる。

その時感じたのは、キャラクターが突然「人間」として喋り始めたんじゃないか、みたいな感想だったんです。

まぁそんな明確な理由を説明する能力がないので

とにかく、最初はなぜかおもしろくない長寿番組を最初から見ると、そういう転機みたいなのを感じられておもしろいです。