寒波がこないので各炭の感想を書きます。
今冬から火鉢で暖をとっています。
無職なので常時自宅待機、ほぼ毎日つきっきりで炭をもやした印象を書きます。
ちなみに、わかりやすいニュースにならないために、換気はちゃんとしています。
まとめ
練炭 | オガ炭 | ナラ炭 | クヌギ炭 | 備長炭 | |
---|---|---|---|---|---|
火付き | とてもいい | よくない | いい | ふつう | いい |
保ち | ふつう | いい | ふつう | いい | いい |
香り | ない | ない | ない | いい | ない |
みため | よくない | よくない | ふつう | いい | ふつう |
音 | ない | ない | ぱき | ぱちん | ない |
熱 | ふつう | ふつう | ふつう | ふつう | あつい |
ロマン | ない | ない | ある | ある | ふつう |
感想
練炭、オガ炭
どちらも加工炭です。特に練炭はニュースでおなじみですね。
練炭は一度着火すると、すぐに全体に火がまわる、空気供給用の穴があるなど実用に振ってあります。実際便利。最初の火が回るときの煙を把握していれば、ユーザビリティにすぐれる炭です。最初に買って、それ以来買っていません。
オガ炭はオガクズを固めて炭にしたものでオガ備長炭などと名付けられて売られています。練炭とはちがって炭と同じように火がつきづらい。調理でガンガンつかう以外には特にありがたみがなさそうで、1kg焼いた後は追加購入していません。
どちらもロマンはまったくない。
ナラ炭
クヌギ炭、備長炭とはちがって径が大きめの木を使って作られているため、どちらかといえば四角い形をして売られています。
その形状からバールなどを差しこんで割ると、大きさはそのままで薄めに割れるため、初期着火にとても便利に使えます。
薄く割ればあとは手でも簡単に割れるので、火鉢に配置するときも場所に困らないし、立てやすい。
燃えて行く時のパキパキとした音は、一度聞きつづけるとやみつきになります。
大きさの割には結構軽いので、燃え尽きるのも早いのが欠点といえば欠点ですね。
クヌギ炭
香りが良い。火付きは見た目とちがって割と悪い……でも火鉢に配置してしばらくすると、いい香りがします。
割らずに着火するのは困難だけど、着火できるとルックスがとても良い。
最初に買ったまともな炭がこれで、これのおかげで炭の着火の困難さに打ちのめされました。
備長炭
炭といえばこれ。硬い、重い、高い。
しかし、他の炭とは段違いの熱量を誇っていて、自分の熱で自分を燃やし続けられます。
他の炭は2つ以上に着火してお互いをあっためないと結構簡単に消えます。
火鉢の中に一欠片入れておくと、火が消えそうになった時のリカバリー時に便利。
というわけでおすすめは
岩手産(でなくてもいいけど)ナラ炭です。
音がいいのが一番よくて、個人的には雨音の次に捗る作業BGMです。
あと保ちの悪さも、一人暮らしの火の始末を考えるとむしろ利点です。
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