ターボムイン(室内自転車トレーナーの一種)を毎日2時間半年ちょっと漕いでいたら壊れた場所。
ここ5年間ぐらい、毎朝2時間、エアロバイクの類を漕いでいます。
有職時は主に早朝に漕いで仕事に行くというパターンを続けていました。無職の今もその生活パターンは変えていません。
はじめに
まずターボムインを使っている理由みたいなものを書きます。
エアロバイクは割と壊れる
最初のころは普通の価格帯、1万円〜2万円のエアロバイクを使用していたのですが、毎日2時間こぐと、大体半年ぐらいでペダルの軸部分がブレはじめ、1年ぐらいで漕げないぐらいの異音を発しはじめます。
保証対象外になるような長時間の運動なので(だいたい1度に30分までとなっている)返品するわけにもいかず、かといって特殊な装置なので修理部品もなく、ということで毎年買いかえていました。
固定ローラーは普通の自転車と組みあわせて使う
固定ローラーというのは基本的に普通の自転車を固定して、室内で負荷をかけたトレーニングをする道具です。
エアロバイクで壊れた、負荷をかける部分ではなく自転車部分を普通の自転車にすれば、壊れた時に修理できて、結果的にお得だろうという判断で導入しました。
商品写真をみると大体どんな感じかわかってもらえると思います。
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上は従来型の固定ローラーで、タイヤにローラーを押しあてて負荷をかけます。
下は最近出てきたタイプで、装置に後部ギアが直接つけられていて、自転車のタイヤをはずしてチェーンをひっかけることで、ダイレクトに負荷がかけられる装置です。わたしが今使っているのはこれです。
ターボムインのいいところ
ターボムインの前は固定ローラーを使用していましたが、比較して、まずタイヤがいらないのが大きい。タイヤは消耗品なので、固定ローラーとはいえ毎日漕いでいると擦りきれ、パンクの原因となります。
さらに、微妙なセッティングのちがいで負荷が変わることがないのも大きい。何しろチェーンがダイレクトですから、ちょっとした角度やずれでペダルが軽くなったり重くなったりすることがありません。
なお固定ローラーで小径自転車を用いると、固定ローラーからの熱が冷めきらずに、タイヤが溶けます。溶けて裂けてパンクします。5本ぐらい溶かして諦めて、固定ローラー用に自転車を買いました。
予定通り壊れた
ある日、ペダルが空転しにくくなって、固定ギアの自転車みたいな挙動をするようになりました。
しかしそれに構わずに漕ぎつづけていると(…)、購入後半年ぐらいのある日、ペダルにまったく抵抗がなくなって、前に漕いでいるのに逆回転しているかのように抵抗がなくなってしまいました。
本体じゃなくてよかった
本体が壊れていたら終わりだな……と思いながら自転車を外し、ギア周りを触ってみると空転するだけでなく、めちゃくちゃぐらついている。これはなんとかなるかもしれないと思って説明書を読みながらギア周りの部品をはずしました。
これはフリーボディとかフリーハブボティとかカセットボディとか呼ばれているもので、ラチェットの原理を利用して、ペダルを止まっている=チェーンが止まっているときに後輪のギアを空転させるための装置の、成れの果てです。
おわかりいただけるだろうか。
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正常な状態では商品画像のように、漕ぐときにはひっかかって、逆転時には空転させるための爪があるのですが、それが全部もげていました。結果として空転していたわけです。
修理に3000円
というわけで適当なカセットボディを通販で購入し、取りかえることで無事復活したしました。
エアロバイクを買いかえることを考えれば、とりあえずは狙いどおり安く修理出来ました。
今日また壊れた
今度はなんとチェーンが切れました……。
修理に2000円
さいわい交換用のチェーンのストックがあったので速やかに交換、無事今日の運動ノルマを果たせました。正確な値段を覚えてないんですが、10速用のやつなので多分2000円ぐらい。
しかしターボムインを修理したのが年末ぐらいだったので、結構消耗品が消耗していく速度が早いなという印象です。
次の故障
つけくわえて言うと、エアロバイクがそうなったように、ペダルの軸ももうガタガタになっていますので、そろそろ交換しなければならない雰囲気が出てきています。
なかなかうまくいかないものですね